第111回 日本でもサウンドマークの登録が

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日本でもサウンドマークの登録が認められることになりそうです。秋の臨時国会で商標法改正案が提出される予定です。2014年には改正商標法が施行されるでしょう。
サウンドマーク、つまり音の商標です。前回、マゼンタという色の商標をめぐる争いの話をしましたが、今回は音の商標です。
米国ではサウンドマークが認められており、久光製薬の「ヒ・サ・ミ・ツ」というメロデイーが商標登録されています(米国商標登録2814082号)。

HISAMITSU サウンドマーク

米国商標登録2814082号公報より

このように楽譜を提出して登録しますが、日本で音の商標を出願する際にはどのように特定するかは今後議論されます。これはTPPのルールによるもので日本が米国に合わせなければならないことの一つです。
このほか新薬の特許の存続期間を延長することもTPPのルールには盛り込まれています。米国は新薬の存続期間の延長を求める一方で、マレーシアなどはこれに反対しています。存続期間が延長されれば当然、新薬を自由に製造できる時期は先延ばしになります。
また著作権の存続期間が70年になることもTPPのルールの一つです。
TPPにより権利者の保護は厚くなる一方で、権利者以外の者は保護が先延ばしになります。サウンドマークの登録が認められるということも、ある意味ではこれを音を自由に使えなくなるので、一般の人々の自由が制限されることになります。

Apple特許の7844915号のつづきです。あと一息です。

In an embodiment, the one or more programs include instructions for transferring a bounce call through an API to cause a bounce of a scrolled region in an opposite direction of a scroll based on a region past an edge of the scrolled region being visible in a display region at the end of the scroll.

ある実施形態では、1つ以上のプログラムには、スクロールの端の表示領域で見えているスクロールされた領域の端を過ぎた領域に対して、スクロールの反対方向のスクロールされた領域の跳ね返りを生じさせるために、APIを介してバウンスコールを転送する指令を含む。

In an embodiment, the one or more programs include instructions for transferring a rubberband call through an API to cause a rubberband effect on a scrolled region by a predetermined maximum displacement when the scrolled region exceeds a display edge based on a scroll.

ある実施形態では、1つ以上のプログラムには、スクロールされた領域がスクロールに基づき表示の端を超えたとき、所定の最大変位だけスクロールされた領域でラバーバンド効果を生じさせるために、APIを介してラバーバンド・コールを転送する指令を含む。

In an embodiment, the one or more programs include instructions for transferring a directional scroll call through an API to set a scroll angle for locking the scrolling in at least one of a vertical or a horizontal direction.

ある実施形態では、1つ以上のプログラムには、垂直または水平方向の少なくとも一つにスクロールをロックするためにスクロール角度を設定するために、APIを介してラバーバンド・コールを転送する指令を含む。

スクロールして画面が端までいくと、バウンドして跳ね返ってくる技術が上記のように表現されています。「反対方向のスクロールされた領域の跳ね返りを生じさせるために、バウンスコールを転送」というステップの形で書いてあります。「ラバーバンド」は輪ゴムの効果でゴムのようにバウンドする効果ということです。
「表示の端を超えたときに」この効果を生じさせるということで、これもやはり画面が跳ね返ってくるという技術です。

今週のポイント

  • 日本でもサウンドマークの登録が認められることになる。秋の臨時国会で商標法改正案が提出され、2014年には改正商標法が施行されるであろう。
  • 米国ではサウンドマークが認められており、久光製薬の「ヒ・サ・ミ・ツ」という音が商標登録されている。出願には簡単な楽譜を提出して登録するが、日本で音の商標を出願する際にはどのように特定するかは今後議論されることになる。これはTPPのルールによるもので日本が米国に合わせなければならない。
  • 新薬の特許の存続期間を延長することもTPPのルールである。米国は新薬の存続期間の延長を求める一方で、マレーシアなどはこれに反対している。
  • 著作権の存続期間が70年になることもTPPのルールの一つである。

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