第64回 Appleとサムソン訴訟の更に続報

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Appleとサムソン訴訟の続報です。
サムスンは、Appleによる特許侵害の対象となる製品にiPhone 5を加えることを明らかにしました。
Appleはサムスンによる特許侵害の機種として、ギャラクシーS3を既に加えており、両社の攻防はますます激しくなります。
では訴訟の対象となる3つ目の特許(USP7864163号)を詳しく見ています。
図2を参照しながら説明しています。

FIG. 2 illustrates a portable multifunction device 100 having a touch screen 112 in accordance with some embodiments. The touch screen may display one or more graphics within user interface(UI)200. In this embodiment, as well as others described below, a user may select one or more of the graphics by making contact or touching the graphics, for example, with one or more fingers 202(not drawn to scale in the figure). In some embodiments, selection of one or more graphics occurs when the user breaks contact with the one or more graphics. In some embodiments, the contact may include a gesture, such as one or more taps, one or more swipes(from left to right, right to left, upward and/or downward)and/or a rolling of a finger(from right to left, left to right, upward and/or downward)that has made contact with the device 100. In some embodiments, inadvertent contact with a graphic may not select the graphic. For example, a swipe gesture that sweeps over an application icon may not select the corresponding application when the gesture corresponding to selection is a tap.

奥田百子の訳

図2は、ある実施形態によるタッチスクリーン112を備えた携帯型多機能デバイス100を記述している。タッチスクリーンは、ユーザインターフェース200の内部で1つ以上のグラフィックを表示している。この実施形態では、以下に記載したものと同様に、ユーザは、例えば1つ以上の指202でグラフィックに触り、あるいはタッチすることにより、1つ以上のグラフィックを選択することができる(図中で拡大縮小することは、図示されていない)。ある実施形態では、1つ以上のグラフィックの選択は、ユーザが1つ以上のグラフィックの接触を解除した時に生じる、ある実施形態では、接触は、1つ以上のタップ、1つ以上のスワイプ(左から右へ、右から左へ、上方および/または下方へ)および/またはデバイス100と接触した指の回転(右から左へ、左から右へ、上方および/または下方へ)等のジェスチャーであってもよい。ある実施形態では、グラフィックにうっかり接触した場合は、グラフィックの選択は生じない。例えば、選択に該当するジェスチャーが対応するアプリケーション・アイコンの上を移動するスワイプというジェスチャーによっては、該当するアプリケーションを選択することはできない。

The device 100 may also include one or more physical buttons, such as “home” or menu button 204. As described previously, the menu button 204 may be used to navigate to any application 136 in a set of applications that may be executed on the device 100. Alternatively, in some embodiments, the menu button is implemented as a soft key in a GUI in touch screen 112.

奥田百子の訳

デバイス100は、「ホーム」またはメニューボタン204等の1つ以上の物理的なボタンを備えていてもよい。前述したように、メニューボタン204は、デバイス100で実行できる1組のアプリケーションのうち、いずれかのアプリケーション136をナビゲートするのに使用できる。あるいは、ある実施形態では、メニューボタンは、タッチスクリーン112のGUI(グラフィカルユーザインターフェース)のソフトキーとして実行される。

ここではタップ、スワイプという動作が「ジェスチャー」としてアイコンを選択するのに使用できると記載されています。
スワイプの定義もされています。アイコンの上を移動することです。
このように実施例には具体的に動作が説明されていますが、争点となるクレーム50では、「ジェスチャーを検出する」「電子ドキュメントを変換する」等の命令を記憶したプログラムを備えた電子機器として規定されています。

今週のポイント

  • サムスンは、Appleによる特許侵害の対象となる製品にiPhone 5を加えることを明らかにした。Appleはサムスンによる特許侵害の機種として、ギャラクシーS3を既に加えており、両社の攻防はますます激しくなる。
  • 争点となる特許7864163号のクレーム50では、「ジェスチャーを検出する」「電子ドキュメントを変換する」等の命令を記憶したプログラムを備えた電子機器として規定されている。実施例では、スワイプ、タップなどアイコンを選択するジェスチャーが記載されている。

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