第41回 韓国の動物は何と鳴くか?

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ネコ イメージ“눈 가리고 아웅한다.”という言いまわしがあります。「ばれるようなウソをつく」という意味です。直訳すると「(相手の)目をふさいでニャアと言う」と言う意味です。

그런 소리 해봤자 눈 가리고 아웅하는 격이야. (そんなことを言っても,すぐにばれてしまうよ)のように使います。

韓国のネコはこのように야옹 아옹と鳴きます。国によって言葉が違うので,当然のことですが,動物の鳴き方も違います。朝一番に鳴くニワトリは,英語ではcock-a doodle-dooと鳴きます。しかし,日本語では北は北海道から南は九州,沖縄まで,全国的にコケコッコーです。では韓国ではというと,꼬끼오と鳴きます。ニワトリが꼬끼오と鳴くのは何となくわかりますよね。そしてヒヨコは 삐악삐악です。

イヌは,日本ではワンワン,アメリカではbow-wowですが,韓国のイヌはなんと멍멍と吠えるのです。ですからよく보신탕のことを멍멍탕などと言ったりするんですね。

そのほかの動物の鳴き声は次の通りです。韓国のウシは「ウンメー」と鳴きます。음매~です。韓国ではウシもヤギもヒツジもみんな음매~です。ただ声が低いか高いかの波長の問題です。ウシが「ウンメー」じゃ,ヤギみたいでちょっと貫禄がないですね。韓国の民画によく描かれているトラは으르렁です。

  • ウシ:음매(モーモー)
  • ウマ:히힝(ヒヒーン)
  • ブタ:꿀꿀(ブーブー)
  • トラ:으르렁(ウオーン)
  • ネズミ:찍찍(チューチュー)

次に鳥の鳴き声を見てみましょう。

  • アヒル:꽤액꽤액(ガーガー)
  • カナリア:삐유삐유(ピーピー)
  • ハト:구구구(ポッポッ)
  • カラス:까옥까옥(カアカア)

ではウグイスはどうでしょう?새타렁〈-打令〉という民謡があります。「鳥歌」です。
この中に出て来るウグイスは꾀꼴,꾀꾀꼴と鳴きます。ですからウグイスのこと꾀꼬리といいます。

スズメはどうでしょうか?答えを言う前に,次の笑い話を見てください。これは참새 시리즈(スズメシリーズ)と言って,1970年代ころに人々の口に上り,80年代から90年にかけて韓国中で大流行した一連の넌센스 퀴즈(ナンセンスクイズ)です。참새と포수〈砲手〉(ハンター)の戦いをユーモラスな謎かけで描いていますが,この中にスズメの鳴き声が出てきますね。

■スズメシリーズから
옛날에 사이좋은 부부참새가 살았다.
그런데 어느 날 엄마참새가 사냥군의 총에 맞아서 죽었다.
엄마참새는 죽으면서 곁에 있는 아빠참새에게 뭐라고 말했을까?

むかし,とても仲のいい夫婦のスズメが住んでいた。
ところがある日,お母さんスズメがハンターの鉄砲に当たって死んだ。
お母さんスズメは死ぬときに,そばにいるお父さんスズメに何と言っただろうか?

そしてこの「オチ」はというと,참새가 말은 무슨 말? 그냥 짹하고 죽지!(スズメが言葉を発するわけがないだろ!ただチェンと言って死んだんだよ)ということです。

そうです,スズメの鳴き声は짹짹です。この小咄はスズメは庶民を,また狩人は権力者をそれぞれ象徴しています。この時代の韓国はまだ政治的に揺れ動いていたころでしたから,庶民たちは政治に対する不満をこのようなユーモアで吐き出していたんですね。

補足ですが「ちょんげぐり」ことカエルは개굴개굴(ゲロゲロ)です。虫類では,セミは맹맹(ミンミン),ハチは윙윙(プンプン)です。

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