第15回 笑いは百薬の長

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

大衆浴場に併設の床屋

大衆浴場に併設の床屋

昔から「笑いは百薬の長」と言われてきました。韓国語では웃음은 만병 통치약といいます。笑いは,あまたある薬の中で最良の処方箋だという意味です。みなさんは,せっかく韓国語を学んでいるのですから,勉強しながら頭のリフレッシュをしましょう。きょうの笑い話は,이발소에서(床屋さんで)というお題です。

韓国でも日本同様に,今の若者は床屋には行かず미장원〈美粧院〉(美容院)で髪を整えてもらいます。この写真のような大衆浴場に併設されている床屋さんで髪を切ってもらうのは,子どもか中年のおじさん連中です。

한 남자가 면도하러 이발소에 갔다.
이발사는 남자의 뺨에 거품을 칠한 뒤 서랍에서 나무로 만든 작은 공을 꺼내 남자에게 주었다.
“이걸 물고 계세요……. 그럼 면도를 더 깨끗이 할 수 있거든요…….”
그 말에 남자는 한쪽 볼에 나무 공을 물었고 이발사는 면도를 시작했다.
한참 면도하는 도중, 남자는 약간의 호기심이 일어 이발사에게 물었다.
“저……, 만약 이걸 삼키면 어떻게 하죠?”
그러자 이발사는 별거 아니라는 듯이 이렇게 말했다.
“아……, 괜찮아요. 그런 손님들이 꽤 있는데요……. 다음날이 되면 다시 그 공을 가져오더라구요~.”

どうですか。笑えましたか。難しい単語はほとんどありません。どこがおかしいかって?みなさんはもう初級ではないので説明は不要でしょう。

上の文の中に‘이발사는 남자의 뺨에 거품을 칠했다’(床屋は男のほほにシャボンを塗った),‘남자는 한쪽 볼에 나무 공을 물었고 이발사는 면도를 시작했다’(男は片方のほほに木でできたボールをくわえ,床屋はひげを剃り始めた)という表現があります。

みなさんはひげ剃りをするときに,剃りやすいように,よくほほを膨らませますよね。この床屋さんでは,お客さんに木でできた小さなボールを口に含んでもらってひげ剃りをするんですね。

しかし,「韓国の床屋」というと,中年の男性諸氏にとってはいろいろな意味で有名ですね。1980年代から90年代にかけて話題になった퇴폐 이발소〈退廢理髪所〉と呼ばれるものは,髪を刈るのが本来の目的ではなく,髪を刈ってくれた女性が,最後に特別なサービスをしてくれる,いわゆる「淫乱床屋」です(いまでも町中にはこのような形態の床屋が残っているといわれています)。このようなところでは,店に入ると客はまず個室に案内され,トレーニングパンツに着替えさせられます。そして,散髪が終わるやいなや,女性理容師は散髪台の周りにカーテンを引き,いきなりマッサージ師に変身します。サービスの内容は経験者によるとさまざまなようですが,手や足のマッサージから始まって,最後まで行くようです。

さて,話題を変えて,笑った後は今日の勉強です。みなさんは,同じ「ほほ(ほお)」を表すのに뺨と볼という2つの単語が使われているのに気がつきましたか。뺨と볼とでは,どこが違うのでしょうか。

寒い日に赤くなるのは뺨でしょうか,볼でしょうか。뺨と볼は,区別無しに使われますが,厳密に言うと뺨は볼より広い部位なのです。つまり뺨は顔の中で耳と目の間にあるこめかみ(관자놀이)から,あご(턱)までの広い部分なのです。一方볼はその뺨の真ん中をいいます。

つまりこの床屋さんが「ボールをくわえて,ぷくっと膨らませて」といった部分です。ですから볼は뺨より狭い部位です。こんなユーモア回答があります。
-뺨은 때릴 수 있는 넓이, 볼은 뽀뽀할 수 있는 넓이.

さてここで,ちょっと例文を解いてみましょう。どちらが正しいでしょうか。

  1. 추위에(뺨이/볼이)빨개졌다.(寒さでほほが赤くなった)
  2. 아기의 보드라운(뺨에/볼에)입을 맞추었다.(赤ちゃんの柔らかいほほに口を付けた)
  3. 눈물이(뺨을/볼을)타고 흘러내린다.(涙がほほを伝わった)
  4. (뺨이/볼이)미어지게 빵을 먹고 있다.(パンをほおばっている)
  5. 노인의(뺨이/볼이)축 처져 있다.(年寄りのほほが垂れ下がっている)

1~3は,とくに뺨と볼の区別無しに使って構いません。しかし,4,5で示す部分は,ほほの真ん中であって,ほほ全体ではないですので뺨を使うとぎこちない表現になります。年寄りになると垂れ下がってくるのも,ほほ全体ではなく厚ぼったい肉付きのある部分です。

韓国語翻訳のお問い合わせはインターブックスにどうぞ

それぞれの国の事情を理解したネイティブ翻訳者が翻訳を担当いたします。
韓国語DTPにも対応いたします。
電話番号 03-5212-4652
お問合せはこちら

関連する記事