第141回 海外の地名

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最近漢字ゲームにはまっています(笑)。
漢字の読みを当てるだけの単純なゲームなのですが、間違うと悔しくて、ついつい何度もやってしまいます。

さて、このゲームで海外の地名の漢字表記が出てきます。これが面白い。中国語における海外の地名も当然全部漢字表記ですよね。でも、日本語の海外の地名の漢字表記と比べると、全く同じものもありますが、全く違うものもありますし、違うけど似ているものもあったりして、非常に興味深く思いました。

今日はちょっと一緒に比較して遊んでみましょう。

全く同じもの

この地名はどこのことでしょうか。分かりますか?

  • 印度
  • 馬徳里
  • 倫敦
  • 智利
  • 加利福尼亜

これらは中国語でもこの漢字を使いますね。だから僕はすぐ分かりました。ここに簡体字表記とピンインも書いておきますね~。

  • 印度yìn dù インド
  • 马德里mă dé lĭ マドリード
  • 伦敦lún dūn ロンドン
  • 智利zhì lì チリ
  • 加利福尼亚jiā lì fú ní yà カリフォルニア

こんなふうに、いっそ中国語と全く同じであれば、僕たちにとっては楽だし、他の日本人の手前カッコイイのですが(笑)、残念ながら中国語と違うものも結構あります。

中国語とは違うけど中国語の知識が応用できるもの

  • 瑞西
  • 科威都
  • 維納
  • 紐育
  • 土耳古

この辺は中国語の言い方を知っていればすぐ読めますね。順番どおりに中国語の言い方とピンインと日本語(カタカナ)を書いておきます。

  • 瑞士ruì shì スイス
  • 科威特kē wēi tè クウェート
  • 维也纳wéi yě nà ウィーン
  • 纽约niŭ yuē ニューヨーク
  • 土耳其tŭ ěr qí トルコ

さて、面白いというか厄介なのは、出自不明(?)のものです。さぁ、次の地名はどこを表すでしょう~。

  • 馬浜
  • 宇岸陀
  • 津張
  • 未蘭
  • 仏朗仏

答えは以下の通り。

  • バハマ(中国語:巴哈马bā hā mă)
  • ウガンダ(中国語:乌干达wū gān dá)
  • ツバル(中国語:图瓦卢tú wă lú)
  • ミラノ(中国語:米兰mĭ lán)
  • フランクフルト(中国語:法兰克福fă lán kè fú)

「馬浜」の「浜」や「津張」に到っては、訓読みを採用していますからね、この2つは明らかに日本人が作った当て字と言えますね(笑)。

このように、日本語の中の海外地名の漢字表記は、中国語起源のものと、中国語起源に近いものと日本語起源のものがあるようです。ということは、僕たちのような中国語を勉強している日本人や日本語を勉強している中国人でなければなかなか読めないですよね~。

日本語なのにふつうの日本人が読めない表記って、どうかと思いますけどね(笑)。

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