第126回 住む

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最近伊藤は引っ越しました。引っ越すのは、実は生まれて初めてです。

実家はお寺なので、実家に住んでいる時は一度も引っ越したことは無く、実家を出て関東に移り住んだ時が引越と言えば引越ですが、両親はまだその家(お寺)に住んでいるので、僕が家を出ただけです。そしてこのたび、初めて本当の引越(?)を経験しました。

いや~、面倒ですねぇ。荷物をまとめたり掃除したり、というような面倒さは仕方ないですが、要らないものを捨てるのも一苦労(最近はゴミを細かく分別しなければならないので捨てたいときに捨てられない)、電気・水道・ガスの使用停止と使用開始の手続きやら電話とインターネットの引越手続きと工事等、一通り終わったら各方面へ住所・電話番号の変更のお知らせや手続き、等等。

もう一生引っ越したくないです(笑)。

さて、ちょっと強引な話の展開ですが(笑)、引越をすると住所を言ったりする機会が増えたりします。どう言いましょうか。

我住在埼玉县。

wŏ zhù zài qí yù xiàn

わたしは埼玉県に住んでいます。

これでいいですね。「~に住んでいます」は「住在~」と覚えておけばよいわけです。

でも中国語の「住zhù」という動詞はちょっと日本語の「住む」とは違って、こんな言い方も出来ます。

我家住在埼玉县。

wŏ jiā zhù zài qí yù xiàn

・わたしの家は埼玉県に住んでいます。(直訳)

・わたしは埼玉県に住んでいます。/私の家は埼玉県にあります。

日本語の「住む」という動詞の場合、主語に立てるのは人かせいぜい動物だと思いますが、中国語の「住zhù」は「家」が主語に立てるのですね。

あと、「彼はどこに住んでいますか?」と尋ねるような場合、正しくはこう言うと思います:

他住在哪儿?

tā zhù zài năr

彼はどこに住んでいますか?

テキスト等にはこう書いてありますが、実際にはこんな言い方をよく聞きます。

他住哪儿?

tā zhù năr

彼はどこに住んでいますか?

そう、「在」を言わないのです。

テキスト等では絶対に「在」が入っているのですが、実際には「在」の入っていない言い方もよく聞きます。(但し「住」の後ろに入るものは「这儿(ここ)」「那儿(そこ)」「哪儿(どこ)」というような「場所を表す指示代名詞」だけのようです。)

これと同じような現象が「放fàng(置く)」という動詞にも見られます。つまり:

・放在那儿吧。

fàng zài nàr ba

あそこに置いて。

というところを

・放那儿吧。

fàng nàr ba

というのです。口語ではこちらの方が普通のような気がします。

テキスト等にはあまり載っていない表現って、いかにも話し言葉的で、僕はなんとなく憧れます(笑)。ついでに言うと、「放fàng」より「搁gē」の方が、より口語的ですね。

・搁那儿吧。

gē nàr ba

あそこに置いて。

敬語や丁寧語があまり発達していない中国語ですが、くだけた表現とフォーマルな表現を使い分けられるようになれるといいですよね。

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