第54回 オトナのやりかた

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時々「どうやったら中国語上手くなりますか?」と聞かれることがあります。

そんなの、僕が知りたいですよ(笑)。

本当に知りたいですよね。しかし、語学に王道なし。愚直に頑張った者が上手くなるのでしょう。留学に行ったからと言って上手くなるとは限りません。留学経験ゼロなのに一流通訳になっている方もいらっしゃいます。結局努力なんですよねぇ。

でも、多少効率をよくすることは可能かと思うのです。努力の力点をどこに置くかで随分違うと思います。今日はちょっと趣を変えて、中国語の勉強方法を考えてみましょう。

これは中国語に限りませんが、一般に女性は語学がお得意ですよね。女性が語学を習得する場合、どう勉強しているのか、というと、結構「中国語」をそのまま飲み込んでいくような感じではありませんか?

語学の勉強をしていると、「どうしてこうなるのかなぁ」と疑問に思うことが多々ありますよね?しかし、それに一々立ち止まっていたら進めません。「ふ〜ん。そういうものなんだ〜」と思って飲み込んでしまうことも大切のように思います。多くの女性はそれが結構可能。男性は苦手みたいです。

飲み込んでいくのに一番いい方法は、文章の暗唱でしょうか。テキストの本文をガンガン暗唱していくと、ある時点で一定の「語感」が養われていることが分かると思います。この「語感」というのが大切で、これがないと語学は上達しません。語感を養うには文を暗唱するのが一番効率的だと思います。

文を暗唱していく方法は、子供が親の話す言葉を真似て覚えていく作業と似ています。皆さんもいつしか自然と母語を習得しているので、その方法が一番理想的であることはお分かりでしょう。

ただ、理想的ではありますが、人並みに母語を話せるようになるまでに皆さんは何年かかりましたか?どのレベルを以って「人並み」とするか、これまた難しい問題ですが、日本語を例にとると、10年くらいでは敬語もちゃんと話せない場合が多いと思いますので、20年くらいはかかりそうですよね。ということは、大変効率が悪い勉強方法であることがわかると思います。

オトナはそんなに暇ではありません。もっと効率のいい勉強方法はないものか、と皆さんも思いますよね?そこで、オトナは「発音」の練習や「文法」の勉強をするのです。

親の言うのを真似て発音を学ぶのもいいけど、発音を子音や母音に分けたり声調がいつくあるのか分析して覚えていくと、効率よく発音を学べます。文法もしかり。

飲み込むだけでは、語感は養えますが、どうしてそうなるのか分からない場合も多々あると思います。それを文法で補うのです。それが、オトナのマナー(笑)。じゃなくて、オトナの勉強方法です。

でも文法を転がしていても、外国語の実用化は難しいですね。頭で理解できても反射神経で言葉がクチから出ないと、使えません。

だから、文法だけではダメです。文章の暗唱を通して語感を身につけ、文法をある程度勉強して理論武装し、そして最終的には実践がものをいいます。

僕の大学の後輩で、ハンガリー人と結婚した女性がいます。彼女は、全くハンガリー語が出来ない状態でハンガリーに乗り込んで、ハンガリー人の夫の家族と同居し始めたのです。今ではすっかりペラペラらしいです。

彼女に尋ねてみたことがあります。ハンガリー語はどうやって勉強したのかと。

彼女曰く。文法を一通り頭に入れて、あとは実践あるのみ!

なるほどねぇ。結局それが一番効率的なのかもしれません。しかし、中国語には中国語の事情があり、それだけでは足りないような気がします。つまり、発音です。

中国語の場合、発音も最初に基礎を作っておかなければダメだと思います。どんなに文法や表現を覚えても、発音が悪いと全く通じないのですから!

というわけで、オトナの中国語の勉強方法は:

  1. 発音の基礎を作る。
  2. あまり深く考えないで文章を暗唱する。(疑問は残しておいて、解決したら伊藤みたいにメルマガを書く…笑)
  3. 文法をある程度頭に叩き込む。
  4. あとは実践あるのみ。

な〜んだ。結局、楽じゃないんですよねぇ(苦笑)。

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