第52回 マクド

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皆さんはマクドナルドのことを普段どう言っていますか?

関東では「マック」と言っているようですね。僕は今関東に住んでいますが、マックという言い方に最初はかなり戸惑いました。というのは、僕の故郷の関西で「マック」なんていうと、大変顰蹙を買うからです(笑)。なぜでしょうね。なんとなく気取った言い方に聞こえるのです。ところが今は自分自身が「マック」と言いますから、人間慣れるものです。

さて、その関西ではどういうか、というと、「マクド」です。

先日、ある友人から次のようなメールが来ました。

「私の友人で関西生まれ関東在住の男性がこんなこと書いてきたのですけど、正しいですか?」

その男性が書いてきた内容とはこんな感じでした。

『「マクドナルド」→「マクド」
中国語の四声で書くと、324という感じでしょうか。
関東人にこのカタカナを見せても、うまく発音できないと思います。』

ちなみに僕の友人は、その男性が中国語を勉強しているとは全く知らなかったそうです。おそらく趣味で勉強されているのでしょうね。

さて、皆さん。この「324」という発音をどう思われますか?あ、関西の人でないと合っているかどうか分かりませんね(笑)。

僕は、これは間違っていると思います。僕が書くなら、「315」(5は軽声のつもり)でしょうか。
無理に漢字で書くと「马哭斗mă kū dou」(douは軽声で読んでください)ですかね(笑)。

しかし、別にこの男性を批判するつもりは毛頭ありません。ただ、まぁ、中国語初心者の方にはよくあることかなとは思いました。つまり、第1声のようであるはずの「ク」の音を第2声と言ってしまうのは、ご自分が第2声を発する時にあまりずり上げられていない証拠だと思います。第1声の後の軽声のようであるはずの「ド」を第4声と言ってしまうのは、ご自分も第4声を発する時に高いところからずり下げられていない証拠だと思います。

特に、軽声の発音の仕方については、結構軽視されていますよね。僕の生徒さんでも、四声の重要性はよく分かっていらして、一所懸命練習されているのですが、軽声についてはあまり熱心でない方が多いように思います。

当の伊藤も、軽声は台湾では使われないのでできなければできなくてもいいや、と思ってしまっていて、あまり熱心には教えていなかったかもしれません。ちょっと反省です。

そこで、軽声の発音の仕方について、ちょっと考察してみました。読者の皆さんの中には、全く中国語の出来ない人から中国人まで、様々な人がいらっしゃいますから、軽声なんかイマサラ、と思う人もいると思います。そう言う人は気楽に読み流してください(笑)。

現在軽声で困っている人には、1つのヒントになるかも知れません。ご参考になさってください。

軽声は、単独では出てきませんね。単語の途中(語尾が多い)か、文末です。ですから、他の音節の声調と絡めて覚えた方がいいです。というわけで、「第1声+軽声」「第2声+軽声」「第3声+軽声」「第4声+軽声」というふうに見て行きましょう。

第1声+軽声

「お箸」の「箸」の発音を、子供に教えると思って、ゆっくり「はーし」と発音してみましょう。「はー」が高く、「し」はちょっと低めで軽く添えますね。これが「第1声+軽声」のイントネーションです。

第2声+軽声

「あなた」というのを、時々冗談っぽく「あーた」ということがありますよね?すると、「あー」は低いところからググッとずり上げて、「た」は低いところにストンと落としますね。これが「第2声+軽声」のイントネーションです。

第3声+軽声

赤ちゃんが何か悪いことをしたときに、「こんなことしちゃだめでちゅよ。だーめ。」と言ったりしますよね?その「だーめ」というのを発音してみましょう。「だー」は低く抑えて、「め」はちょっと高めに軽く添えますよね?これが「第3声+軽声」のイントネーションです。

第4声+軽声

AとかBとか、アルファベットを発音する時、たいていは皆さん第4声で発音していると思いますが、「AかBか、さあどっち?」と問いかける時の「Aか」や「Bか」というのがまさに「第4声+軽声」のイントネーションです。

どうでしょうか。分かりやすいと思うのですが(苦笑)。

何かもっと分かりやすい教え方とかありましたら、教えてください。

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